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水のコラム

浴槽エプロンの掃除はどのくらいの頻度で行うべき?掃除方法も解説

2022年04月21日 お風呂の掃除



「浴槽エプロン」という言葉を聞いたことはありますか?

エプロンといっても、着用するものではありません。


浴槽エプロンとは浴槽の一部分を指している言葉で、汚れやすい場所でもあります。

そこで今回は、浴槽エプロンの掃除についてご紹介します。



浴槽エプロンはどんな構造?


まずは浴槽エプロンについて見ていきましょう。


浴槽エプロンとは浴槽のカバー部分を指している言葉で、お湯を冷めにくくしたり、おしゃれなデザイン性を演出したりなどの役割があります。浴槽エプロンは外せる構造となっているのですが、一度も外したことがない方も多いのではないでしょうか。


実は、意外に簡単に外れるのですが、メーカーによっては取り外しがNGなものもあるので、まずは説明書を確認してから行うようにしましょう。浴槽エプロンには大切な役割があるのですが、実は汚れやすい部分でもあります。


湿度や温度などによって、エプロンの中にカビが繁殖してしまうのです。浴槽エプロンの中はそんなに定期的に掃除するところではないので、カビにとっては繁殖しやすい場所となります。


快適なお風呂時間を楽しむためにも、エプロンの中までしっかり掃除しなければいけません。


効率の良い浴槽エプロンの掃除方法


ここからはエプロン掃除の方法についてご紹介します。


基本的にエプロンの汚れの原因は「カビ」なので、カビに効果的な方法で掃除する必要があります。


■浴槽エプロンを外す

まずはエプロンを外してください。


種類によって違うのですがゴムパッキンで固定されているものや、留め具で取り外しできないようになっているものもあります。


そのような種類の場合は無理に取り外すのはNGなので、注意してください。そのままエプロンを外さず掃除する方法を後述するので、安心してくださいね。


まず、エプロンは下から持ち上げて、手前に引いて外してください。


基本的に取り外せるエプロンの場合は、下側に手を引っ掛けるところがあります。ただ、この際手を怪我する恐れがあるので、ゴム手袋などをつけてから行うことがポイントです。


また、エプロンを無理に外そうとすると破損したり水漏れしたりする原因となるので、取り外せるタイプでも無理に引き抜かないようにしましょう。


■エプロンの内側を洗う

エプロンの中にはカビだけではなく、石鹸カスや髪の毛などいろいろな汚れが付着しています。


まずは、お湯や水で汚れを軽く洗い流し、スポンジや使い古した歯ブラシなどで汚れをこすって落としていきましょう。


後から洗剤をつけて洗うので、完全に汚れを落としきれなくても大丈夫です。


■専用の洗剤をかけて汚れを落とす

次に、カビ取り用洗剤を全体に吹きかけて、説明書に記載されている時間通りに放置しましょう。


時間が経ったらシャワーで汚れを落として、それでも落ちない部分は擦り洗いをしてきれいにしていきましょう。


カビ取り用洗剤などの塩素系漂白剤を使用して掃除する際は、ゴム手袋やマスク、できればゴーグルなどをしてから行ってください。また、お風呂場の扉を開けて換気することも大切です。


ちなみに強力な洗剤を使いたくない場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダで対応できます。塩素系漂白剤よりも臭いを抑えられますし、万一酸性の洗剤と混ざった場合は有毒なガスが発生する場合もあります。


重曹やセスキ炭酸ソーダならそのようなリスクはないので、安全に掃除を進められますよ。


■エプロンを取り付ける

汚れが取れたら再びエプロンを取り付けていきます。


ただし、ここで注意が必要なのが、完全に乾いてから取り付けることです。水気が残ったまま取り付けると新たにカビを発生させてしまう原因となるので、完全に乾かすか乾いたタオルで水を拭き取るってからつけることが重要なポイントです。


■エプロンを取り外せない場合

エプロンを取り外せない場合は、カビ取り用洗剤、浴室用洗剤を使用して掃除していきましょう。


まずは50度程度のお湯を流して、おおまかな汚れを落とします。

次に、お風呂用洗剤をスプレーしてスポンジもしくは使い古した歯ブラシで汚れを落としていきましょう。


洗剤が残らないようにしっかり洗い流したら、カビがある部分にはカビ取り用洗剤をスプレーします。表記通りの時間をおいたら、さらにスポンジや歯ブラシで汚れを落としてシャワーで洗い流したら完了です。


浴槽エプロンの掃除はどのくらいの頻度で行うべき?


浴槽エプロンはどのくらいの頻度で掃除すれば良いか疑問に感じている方も多いでしょう。


基本的にエプロンの掃除は年に2回程度で十分です。


タイミングとしては6月と10月がおすすめです。6月と10月は湿気が発生しやすい時期なので、掃除を行うベストタイミングといえます。カビが発生すると一気に繁殖するので、体を清潔にする場所なのに不衛生な場所になる可能性があります。


カビが発生する前に掃除して、清潔な状態を保つことで汚れを予防できるでしょう。ちなみに、エプロンを掃除した後は防カビ商品で仕上げるのがおすすめです。防カビ商品を使用することで除菌や消臭効果も期待できますし、カビの発生予防にもつながります。


基本的に防カビ商品の効果は2ヶ月程度と言われているので、効果が切れた頃に再度利用すると良いでしょう。徹底的にカビの発生を予防することで、清潔な状態を維持できますよ。


浴槽エプロンの掃除が難しい場合はプロへ依頼しよう


エプロンの掃除が難しい場合は、無理に自分でやろうとせずプロに依頼することが大切です。


上記でもお伝えしましたが、エプロンを無理矢理外すと破損やひび割れの原因になりますし、扱いには注意が必要です。


また、長期間エプロンを外して掃除していなかった場合は、自分で行っても汚れを取り切れない可能性が高いです。プロに依頼すれば専用の薬剤や機械を利用して頑固な汚れを取り覗いてくれます。


一度にカビもしっかり取り除いてくれるので、安心して任せられると言えるでしょう。


プロに依頼することで3つのメリットがあります。


1つ目は依頼した後の掃除が楽になることです。頑固な汚れを取り除いてくれるので、その後掃除するときは簡単にカビや汚れが落ちやすくなっています。掃除も短時間で済ませられるので、忙しい主婦にとっては大助かりですね。


2つ目は浴槽内全体がきれいになることです。プロに依頼すればエプロンだけではなく、浴室全体をきれいにしてくれるので、清潔な空間の中でお風呂を楽しめるようになります。


3つ目は自分で掃除する手間を省けることです。プロに依頼すれば、専門の知識と技術を持ったスタッフが全て対応してくれるので、自分で何かをする必要はありません。依頼するだけで浴槽内全体をきれいにしてくれるので、掃除が苦手な方にもおすすめです。


まとめ


今回は浴槽エプロンの掃除方法をご紹介しました。


種類によって違いますが、取り外せるものと取り外せないものがあるので、説明書を読んでから行うことが大切です。無理に取り外そうとすると余計なトラブルを招く危険性もあるので、取り外しできるものかどうかの確認は必須です。


もし、自分では掃除できないと思ったらプロに任せることをおすすめします。


プロの手によって専用の機材や洗剤を使いながら掃除していくので、みるみるうちに浴槽内全体がきれいになっていきますよ。


掃除が苦手な方や、なかなか忙しくて時間が取れない方は、ぜひプロの手を借りてみると良いでしょう。



監修者

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主任

甲斐 祐耶

《略歴》

2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
宮崎県で水回りのトラブルにお困りまでしたら、みやざき水道職人にお任せください。

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