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水のコラム

水道の断水後はどうする?断水中や復旧した後のポイントも解説

2023年07月28日 水道管のトラブル


水道の断水場面で判断に迷った経験はありませんか?断水している最中や、その後どうすればいいのかきちんと把握している方は少ないでしょう。


そこで本記事では、水道が断水したときにどう対処すべきか、また断水中や復旧した後のポイントも解説します。



水道の断水が発生する原因


水道の断水の原因には、3種類あります。


専門業者による水道管修理工事または設備点検

自宅近辺で水道修理工事が実施されるときは、安全を考慮して一時断水が行われます。断水状態が終了するまでは水道の水は使用できません。


ただ、断水が実施される時間は定められており、日常に影響が出ない程度で修理工事が実施されます。アパートのケースだと、給水設備の清掃やメンテナンスが行われる最中は断水状態になるでしょう。


このような断水の案内は必ず告知されるので、ポストなどのチラシで確認しておくと慌てずに済みます。


電気系統や給水設備の修理工事

電気系統の修理工事が実施されている最中は、電気の供給を止めるケースがあり、アパートでは電気を活用することによりポンプを稼働させて給水します。


したがって、停電の最中は水道が使用できないことが多いです。


自然災害の影響

台風の影響によって洪水が発生すると、水道管が破壊されることがあったり、地震の影響で水道管部分が破裂したりする場合もあります。


その場合、水道管が使用できなくなるので、水が供給できなくなります。よって、水道の水が断たれる状態になるのです。


断水したときの対処方法


断水がスタートした場合、はじめに自宅の止水栓を閉めておきます。止水栓は普通量水器ボックス内部にあります。あらかじめ止水栓の場所を確かめておくとスムーズです。


水道管箇所が破裂したり破損したりしてしまったままで水道を使うと、下の階へ水漏れするなどの危険があります。


また、水道を使っている最中に地震で水が停止すると、パニックになり水栓を閉め損ねる場合があります。その状況で不意に水道が通りはじめると、水が出ていることに気づかず、水があふれだして下の階に漏水するといったことも起こるでしょう。


止水栓を事前に閉めておくことで、このような危険をなくすことができます。


また、トイレや給湯器、洗濯機の止水栓も閉めておきます。水道が復活すると、一時土砂や錆などの固形物を含む水が出てくる場合があります。


そういった濁り水がトイレや給湯器、洗濯機内に入りこむと、不具合につながる危険性があります。必要不可欠なトイレや給湯器、洗濯機を保護するために、水道が復活する前に各自の止水栓は閉めておくことをおすすめします。


止水栓は、多くのケースでトイレや給湯器本体のすぐそばにあります。


余裕がある場合、台所や洗面所のカランなど、自宅の全カランが閉まっているかチェックしておくとスムーズです。この作業によって復旧した後に止水栓を開ける際に、カランからひとりでに水が出てくる状況を防止できます。


ただ、これらの対処方法は身の安全の保証ができた時点で実施するようにしてください。地震のような自然災害によって避難の指示がでているときは、すぐに避難して自分の身を守ることを第一に考えてください。


断水に備えて準備すべきこと


水道の修理工事に代表される計画的断水の場合は、事前に日程が把握できているので対処しやすいですが、災害のような予想しない事態で水道が断水することがあります。以下そのような事態でも役に立つ断水の対策を解説します。


はじめに飲料用の水を確保しておきます。断水時に起こるトラブルとして1番多いのが飲料用水の保存です。最小限にすべき対策としては、日常から飲用水を保存しておくことが重要です。


人が一日に飲む必要のある水量は約2.5リットルといわれています。この基準よりもやや多い3リットル分を確保しておくことにより、たとえ1日中断水しても十分に過ごせます。


また、日常においては飲用水とは別にトイレを流すための水も必要です。水道の断水が行われている最中は、トイレに流すための水がないと困るでしょう。トイレ専用として使用する水を確保する場合は、風呂の浴槽に水をはっておくくらいで問題ありません。


自然災害時のような緊急時に備えて、生活用の水を確実に保存しておきましょう。


その他、断水時は手を洗うことができません。その場合に備えてウェットティッシュなどを準備しておくと安心です。衛生面を考えて、多めに用意しておくようにしましょう。


断水時に注意すること


以下、水道が断水時に注意することを解説していきます。


断水時の水は使わない

はじめに気をつけたいのが、断水時の水は使わないことです。人によっては何がなんでも水が必要で、カランをひねる場合があるかもしれません。断水時とはいえ、多少は水道管内の残り水が出ます。


ただ、水が出ても誤って飲んだり、無理に使ったりしないように気をつけましょう。誤って断水最中に使用すると、修理工事に悪影響がでたり、水が使用できなくなったりする危険性もあります。


仮に水が必要なときは、保存している水を使用しましょう。


加えて、断水時にトイレの水を流す場合も気を付けることがあります。トイレ水槽に貯水されている水だけだと、トイレが流れないことがあります。その場合は貯めていた水をポリバケツに汲んで、すぐ便器に流し込むようにしてください。


屋外のカランから水を出し始める

空気、土砂や錆などの固形物を取り出して、清潔な通常通りの水の状態になるまでそれぞれの家庭でも洗管の作業が必要になるでしょう。


洗管するのに適しているカランは、屋外にある散水栓や立水栓のカランです。その理由は2つで、「構造がシンプルで低価格」「道路に埋めこまれた配水管から最も近い」からです。


構造がシンプルなので固形物が突っかかりにくく、加えてカランの定価が安いので、もし壊れても修理費用はさほどかかりません。


道路に埋まる配水管から枝分かれして敷地内に引き込まれた水道管の経路で、最も道路のそばにあるのが屋外のカランであることが多いです。そのカランで洗管の手順をふめば、それより先の水道機器に固形物が入り込む前に取り出せます。


最終的にトイレとお湯を出す

水道の元栓を慎重に開けます。以下、上から順番にカランや機器の止水栓を開いていきましょう。


・屋外の散水栓や立水栓のカラン

・洗面台のところのカラン(水だけ)

・台所のカラン(水だけ)

・洗濯機専用のカラン

・トイレの止水栓


給湯器のところの止水栓を開けて、お湯のカラン、もしあるときは屋外のカラン、ない場合は洗面台で洗管作業を行います。カランはいっぺんに開けず、慎重に開けるのがポイントです。


トイレと給湯器は、あらかじめ閉めていた止水栓を開いてから使います。


断水が復旧した後のこと


まずは止水栓を開け、試運転のために洗面所あるいはキッチンのカランをひねってみましょう。


断水状況が終わったすぐ後は、カランから濁り水や白色の水が出てくることがあります。水が濁ったまま出てくるのは、水道管内の錆が水内に混入しているためです。


洗面所や風呂の場合、ストレーナーという名のゴミ汚れを除去するための網目がついています。なので、錆が出ると詰まることがあります。透き通る水が出るまではしばしその状態にしておきましょう。


洗濯機内の水を使うときは、元栓を開いたあと一回排水してから赤い水が出ないことをチェックします。また、洗濯機内から放水する場合は空気が音を立てて飛び散り、周辺に水が飛び散る場合があるので慎重に作業しましょう。


トイレは仕組み上錆やゴミ汚れが積もりやすいところなので、最終段階で水が使用できるかを実践するのがいいです。


これとは別件で、断水後の水道問題が起こったときは、水道修理業者や賃貸の場合は管理会社に問い合わせることをおすすめします。自分で対処するのは困難で、水道の問題に対処するには確実な専門知識と経験が必要になります。


まとめ


今回は、水道の断水後の対処法や断水中や復旧した後のポイントについても解説してきました。断水は、自然災害は別として計画的に実施されるケースがほとんどです。


あらかじめ備えをしておくと慌てずにすみます。ぜひ今回の内容も参考にしてみてください。



監修者

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主任

甲斐 祐耶

《略歴》

2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
宮崎県で水回りのトラブルにお困りまでしたら、みやざき水道職人にお任せください。

宮崎のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みやざき水道職人(宮崎水道職人)」

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