水のコラム
地震後の余震はいつまで続く?二次被害を防ぐための水まわりの備えと対策【水道職人:公式】

大きな地震の後は、揺れが繰り返されることで、不安な時間が続くこともあるでしょう。
いつまで警戒すればよいのか分からない状況は、心身への負担にもなります。
また、最初の揺れで水道管や排水管に生じた損傷が、その後の揺れによって広がる可能性にも注意が必要です。
今回は、大地震後の地震活動(余震)が続く期間の目安と、水まわりで確認したい異常や安全な対処法を解説します。
目次
余震が続く期間の目安と見えない場所への影響

大きな地震の後も揺れが続くと、いつまで警戒すればよいのか不安になることもあるでしょう。
ここでは、地震活動が続く期間と、繰り返す揺れが配管へ及ぼす可能性のある影響を解説します。
余震に注意する期間の目安
気象庁は、大地震後の1週間程度は、最初の大地震と同程度の地震に注意し、とくに発生後2~3日程度は規模の大きな地震が起こりやすいと案内しています。
一方、1週間後も揺れが続く場合があり、地震活動の期間は地震ごとに異なるものです。
そのため、余震がいつまで続くかを一律に示すことはできません。
気象庁や自治体の最新情報を確認し、危険な場所には近づかないようにしましょう。
参照:「令和8年熊本地震」について┃国土交通省 気象庁
繰り返す揺れで配管の損傷が広がる可能性
最初の強い揺れで配管に亀裂や接続部のずれが生じていた場合、その後の揺れによって損傷が広がる可能性があります。
地中や壁の中にある給水管・排水管は目視しにくいため、蛇口を閉めても水道メーターのパイロットが回る、壁や床にシミが現れる、床下から悪臭がするなどの変化に注意してください。
漏水や汚水漏れが続くと、カビや悪臭、建材の劣化などの二次被害につながる恐れがあります。
余震が続く間に確認したい水まわりの点検と対策

余震が続いている間は、建物や周囲の安全を最優先にし、無理のない範囲で設備の状態を確認することが大切です。
ここでは、異常を見つけるための確認ポイントと対応を紹介します。
確認したい場所と対応
水まわりで確認したい場所と、異常が見られた場合の対応を表にまとめました。
ただし、倒壊、落下物、火災、ガス臭、感電などの危険がある場合は、確認作業を行わず避難を優先してください。
| 確認する場所 | 考えられる異常 | 対応 |
| 屋外の水道メーター | 宅内側の給水管からの漏水 | 建物や周囲が安全な場合のみ、蛇口をすべて閉めてパイロットを確認する |
| トイレ | 排水管や下水道施設の破損による汚水漏れ・逆流 | 自治体や管理会社から使用可能と案内されるまで水を流さず、携帯トイレや簡易トイレを使用する |
| 蛇口から出る水 | 赤水(あかみず)や濁り水 | 飲用や調理、洗濯への使用を控え、自治体や水道事業者の情報を確認する |
被害を抑えるための作業手順
漏水を見つけても、倒壊、落下物、火災、ガス臭、感電などの危険がある場合は、止水作業を行わず安全な場所へ避難してください。
周囲の安全が確認でき、水道メーターボックスへ無理なく近づける場合に限り、次の手順で対応しましょう。
- 建物や周囲に倒壊、落下物、火災、ガス臭、感電などの危険がないか確認する
- 安全に近づける場合のみ、水道メーターボックスを確認する
- 水道の元栓の形状を確認し、無理に力を加えず閉める
- 漏水箇所へ近づかず、水が止まったか安全な場所から確認する
- 戸建ての場合は専門業者、集合住宅の場合は管理会社や大家さんへ連絡する
余震と水まわりに関するよくあるQ&A

余震が続く間の水まわりについて、よくある疑問をQ&A形式で解説します。
今後の備えや安全確認の参考にしてください。
Q1.余震が続いている間はお風呂の水を抜かないほうがよいですか?
一律に、浴槽の水を残しておくべきとは言えません。
地震後に新たに水をためる場合は、断水や濁り水、上下水道の使用制限に関する案内を先に確認してください。
すでにためてある水は、自治体などの案内を確認したうえで、飲用以外の生活用水として活用できる場合があります。
ただし、排水設備の安全が確認されるまでは、トイレへ流さないでください。
また、小さなお子様やペットがいるご家庭では、浴室に入れないようにするなど、転落防止にも配慮しましょう。
Q2.断水していないのに水が濁っている場合はどうすればよいですか?
給水管や配水管の損傷、断水からの復旧作業などにより、赤水や濁り水が出ることがあります。
飲用や調理、洗濯への使用は控え、自治体や水道事業者の案内を確認してください。
自己判断で水を流し続けず、案内に従って対応しましょう。
Q3.目立った被害がなくても業者に点検を依頼してよいのでしょうか?
目立った被害がなくても、不安がある場合は専門業者へ点検を相談できます。
点検できる範囲や方法は業者によって異なるため、依頼前に確認してください。
集合住宅では、先に管理会社や大家さんへ相談しましょう。
余震が続く間も水まわりの安全を優先する

大きな地震の後は、時間の経過とともに地震の回数が減っても、再び強い揺れが起こる可能性があります。
余震が続く間は、気象庁や自治体の最新情報を確認し、ご自身とご家族の安全を最優先にしてください。
水まわりに異常がある場合は、危険な場所へ近づいたり無理に止水したりせず、戸建てでは専門業者、集合住宅では管理会社や大家さんへ相談しましょう。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
監修者

主任
甲斐 祐耶
《略歴》
2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
宮崎県で水回りのトラブルにお困りまでしたら、みやざき水道職人にお任せください。
宮崎のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みやざき水道職人(宮崎水道職人)」






