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水のコラム

浴槽の塗装にかかる費用や注意点を解説!

2021年12月24日 お風呂のメンテナンス



浴槽のカビや汚れが取れなかったり、ひび割れや剥がれなどが発生したりした場合、そろそろ浴槽やユニットバスの交換など浴室リフォームを考える方もいると思います。もう1つの選択肢として塗装する方法があります。


浴槽や浴室の塗装はあまりなじみがないかもしれませんが、手軽で見違えるように綺麗になるので、ホテルなどでは以前から行われています。この記事では、浴槽の塗装のメリットや費用について解説していきます。



浴槽の塗装を行う利点とは?


浴槽は長年使用することによる経年劣化や衝撃、メンテンナスの不備などで色褪せや変色、カビやサビ、ヒビや破損・膨れなどの症状が表れます。これらの症状が出た時は「浴槽の塗装」「浴槽そのものの交換」「ユニットバスごと交換する」の3つの選択肢があります。


塗装の工程はまず浴槽の汚れを綺麗に落として、ヒビや穴などをパテで修復した後に塗装を行います。塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本でその後しっかり乾かします。浴槽の劣化状態によっては塗装では解決できなくて、交換が必要な場合もあります。ただ浴槽の塗装は一番手軽な方法なので、選択肢に入れておいた方がよいでしょう。ここでは浴槽塗装のメリットについて説明していきます。


■新品のように綺麗になる

浴槽は湿度や温度が高く、長年毎日使用することでカビや水垢が蓄積しています。上から塗装することで新品同様の見た目になります。


■汚れがつきにくくなる

塗装は年々効果が落ち10年も経過すると汚れが付きやすくなったり、落としにくくなったりします。新たに塗装をすることで新しい塗膜に汚れがつきにくくなります。


■費用が安い

ユニットバスを交換する場合は50万円~150万円ほどかかります。それに比べて浴槽の塗装は格段に費用が安く済みます。汚れやカビが気になる程度であれば、浴槽の塗装で十分かもしれません。


■工期が短い

ユニットバスを交換する場合は4日~1週間ほどかかります。浴槽の塗装だけであれば1~3日で済みます。毎日使うお風呂なので工期が短いのも大きなポイントです。


■廃棄しないのでエコ

浴槽を塗装するだけなので、ユニットバスや浴槽を廃棄する必要がなく、また処分費用もかからず環境にやさしいです。


■騒音が出ない

大がかりな工事ではないので音が出ることもなく、近所にも迷惑がかかりません。


■色が変えられる

豊富な色から好みに合わせて選べるので、簡単にお風呂のイメージが変えられます。


浴室塗装にかかる費用相場


ここでは浴室の塗装にかかる費用について説明していきます。塗装の費用も大切ですが、どれくらい塗装が持つのかも同じくらい重要です。


また浴室の素材によって塗装がしやすい素材と逆に塗装が難しい素材があります。FRP(繊維強化プラスチック)と人工大理石は塗装がしやすく、塗装の耐用年数も長いです。反対にホーローやステンレスは塗装が難しい素材です。


■浴室塗装の目安となる費用

浴室や浴槽の塗装にかかる費用は素材や使用年数のよる劣化状態、グレードやサイズによって違ってきます。ここでは目安となる金額を紹介します。


浴槽の塗装の他に浴室の壁や床、天井などの塗装があります。

浴槽の塗装:8万~15万円

浴室壁の塗装:9万~13万円

床の塗装:5万~9万円

天井の塗装:4万~6万円

浴室全体の塗装:20万~23万円

目安として、上記の金額感となっています。部分的に塗装をするよりも浴室全体を一度に塗装した方が金額的に断然お得です。


■素材によって塗装の耐用年数が違う

FRP(繊維強化プラスチック)素材の浴槽は断熱性にすぐれ、肌ざわりも良く、かつ価格が安いので最も多く採用されています。反対に表面が柔らかくキズが付きやすかったり、色褪せたりします。


FRP浴槽を塗装する場合は、ひび割れや塗膜表面の水泡や膨れなどをパテで補修したり、空いた穴を補修するFRPライニング行ったりして、その後に塗装します。


人工大理石はポリエステルやアクリルなどを主成分とし、耐熱性が高く衝撃にも強い素材です。人工大理石の塗装も割れなどを補修して研磨処理やライニング処理を行った後に塗装します。FRPと人工大理石は塗装が付着しやすく、塗装の耐用年数も長いです。


金属製の表面にガラスでコーティングしたホーロー素材の浴槽は、汚れが付きにくくカビが発生しにくいという特徴があります。ホーロー素材の塗装はサビの除去やサビが発生しにくいように転換処理を行い、パテ埋めなどを行ってから塗装します。ステンレス素材はサビにくく耐久性が高いのが特徴です。


しかし、ステンレス素材は塗装が付着しにくいため、きちんと下地処理を行ってもはがれやすくあまりおすすめできません。


浴室塗装を依頼する前に確認するべきポイント


浴室の塗装を行う前の注意点や業者の選び方について解説していきます。


■自分でDIYする選択肢は省く

「塗装くらい自分でできる」と考える方もいるかもしれません。しかし、ただ塗るだけでなく、塗料のなじみ具合や素材などによって塗り方も変わってきます。多くの浴室塗装の経験がないと適切な判断はできませんし、塗り方にムラがあると塗装の内面に水が入ってしまいます。


また、塗装前にカビや汚れを取り除いたり、塗膜剥がれをはがしたり、パテで補修したりする下地処理がきちんとできていないと、塗装自体が上手くいきません。浴室の塗装はかなり繊細な作業が必要とされるため、普段から浴室を塗装している専門の業者にお願いをしたほうが無難といえます。


■浴室塗装の実績ある業者を選ぶ

塗装といっても、浴室塗装は人の肌が直接触れる場所で外壁塗装や屋根塗装とは違います。また湿度が高い場所なので塗装の難易度が高く、塗膜がはがれるリスクがあるのでなかなか手が出せないくらい専門性が要求されます。専門技術が必要なので施工できる技術や知識を持つ業者が少ないのも実情です。


業者を選ぶ際は浴室塗装の経験が5年以上ある業者を選びましょう。しっかりとした技術や知識がないと塗装が2~3年ではがれてしまいます。その時点でクレームが多くなったり、口コミやネットでの評判が著しく悪くなったりして、浴室塗装を続けるのが困難になっていると考えられます。


5年以上の経験があれば、少なくともそういった段階は乗り越えてきている業者だと言えます。また様々な浴室塗装を経験し、現場で培ったノウハウを得ているとも考えられます。年数だけでは一概に判断できませんがひとつの目安にはなるでしょう。


■FRPライニングはできるか

普段から浴室塗装を行っている業者は、床や浴槽の底に空いた穴などの補修を行うことができます。浴室の素材の定番はFRP(繊維強化プラスチック)ですが、穴の空いたところを同じ素材でその場で作り直し、再生させることをFRPライニングと言います。FRPライニングができるかを業者に確認し、できない業者は浴室塗装の技術や経験が十分ではないのでやめておきましょう。


■保証は何年あるか

どれだけうまく塗装を行っても、塗料と素材の相性が良くてもいろいろな条件が重なって塗装がはがれてくることは考えられます。そんな時のために2年保証や3年保証などを行っている業者があります。


このような保証制度は、保証期間内であれば無償で対応してくれることがほとんどです。そのため、保証が何年あるかは業者を選ぶうえで重要なポイントのひとつです。


まとめ


浴室や浴槽の色褪せや変色、カビやサビ、ヒビや破損・膨れなどには塗装も一つの有効的な選択肢といえるでしょう。ユニットバスの交換と比べて格段に価格も安く、工期も短いので手軽に行えます。


塗装することで新品のような見た目になりますし、新たに塗装をすることで塗膜に汚れがつきにくくなります。費用は素材や劣化状態、グレードやサイズによって違ってきますが、浴室全体を一度に行った方がお得です。


塗装が向いている素材としてFRPと人工大理石が挙げられます。一方で、ホーローやステンレスは塗装が難しい素材とされています。浴室の塗装は難易度が高いため、DIYは避けて業者に依頼するほうが賢明でしょう。浴室のリフォームを考えている方は、ぜひこの記事を参考に、浴室の塗装も選択肢に入れてみてください。



監修者

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主任

甲斐 祐耶

《略歴》

2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
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