宮崎 地元密着、実績10万件
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

給湯器の寿命は何年?寿命が近づいているサインも解説!

2025年07月30日 2025年07月30日 給湯器のトラブル

 

お湯が出るまでに時間がかかる、あるいはお湯の温度が調整できないといった給湯器の不具合が発生し、お困りの方もいらっしゃるでしょう。
そのような症状が発生している場合は、給湯器が寿命を迎えている可能性が高く、交換を検討する必要があります。

そこで本記事では、給湯器の寿命の目安や寿命が近づいているサインを解説します。
お湯が使用できなくなるトラブルを回避するために、ぜひ最後までご覧ください。

給湯器の平均寿命はどのくらいか

給湯器の寿命は、耐用年数から考えると7~10年程度が一般的ですが、場合によってはそれよりも短くなることもあります。
給湯器がどのくらい稼働できるかは、使用頻度や設置環境にしたがって大きく左右されるのです。

使用頻度が多いほど劣化が早まりますが、寒い地域では配管の凍結で寿命が早まることがあります。
また、雨に濡れる場所に設置されていると、雨水の侵入が原因で故障するリスクが高まるでしょう。

不具合が出ているにもかかわらず「まだ使用できるから」と対応を先送りすると、ガス漏れなど危険な症状を引き起こす可能性があるため、迅速に対処してください。

給湯器の寿命が近づいているサイン

ここでは、給湯器の寿命が近づいているサインを紹介します。
耐用年数を過ぎていなかったとしても、以下のような不具合がある場合には交換を検討しましょう。

マンションの給湯器の寿命が近いサインについての詳細記事はこちら
関連記事:マンションの給湯器の寿命が近いサインと修理・交換時の対応

 

給湯器の寿命が近づいているサイン

  • 温度が安定しない
  • エラーコードが表示されている
  • 追い炊きができない
  • 異音がする
  • 異臭を放つ
  • 水漏れしている
  • 光熱費が急騰した

温度が安定しない

希望の温度に設定しても、温度がなかなか上がらなかったり急に冷たい水が出たりする場合は、給湯器の寿命が近づいているサインといえます。
温度が安定しない原因として、給湯器内部の部品の劣化、または温度調整センサーの故障が考えられます。

温度設定を再度行っても改善しないときは、すでに寿命を迎えている可能性が高いため、早めの交換がおすすめです。

エラーコードが表示されている

エラーコードが頻繁に表示されることも、給湯器の寿命が近づいている際にみられるサインです。
給湯器に異常が発生した場合、それを知らせるために壁付けのリモコンでエラーコードを表示する機能があります。

問題を解決する、もしくは一度リセットすると解消できますが、エラー表示が消えなかったり繰り返し表示されたりする場合は、部品の劣化や本体の故障が考えられます。
劣化した部品を交換して修理できる可能性もありますが、耐用年数が経過している場合はほかの箇所にも損耗がみられるため、本体の交換をしましょう。

追い炊きができない

給湯器の寿命が近づくと、追い炊き機能がうまく作動しない場合があります。
追い炊きできない原因には、フィルターや配管での汚れのつまりによって温め直したお湯が循環できない、または給湯器内部の部品が劣化していることが挙げられます。

まずは掃除して汚れを除去し、それでも追い炊きが使用できない場合には、点火装置や燃焼装置など根幹的(こんかんてき)な部品が劣化している可能性が高いといえるでしょう。

その場合は修理では改善できず、本体の交換が必要です。

異音がする

給湯器から普段聞かない音が鳴ることも、寿命が近づいているサインといえます。
具体的には、ガスの不完全燃焼によって起こる「ボンッ」という爆発のような音や、「ブーン」というモーターの音です。

これらの音は、ガスを燃焼させる際に空気を送り込むファンモーターの不具合が原因で発生すると考えられます。
ファンモーターがうまく機能しないと、燃焼に必要な空気が不足して一酸化炭素が発生し、火災が起きる可能性があります。

異音に気がついたらすぐに使用を停止し、給湯器本体を修理または交換しましょう。

異臭を放つ

給湯器の寿命が近づいてガスの不完全燃焼が起きると、異音とともに異臭を放つケースもあります。
ガスや何かが焦げたニオイがしている場合にはガス漏れが発生している可能性が高く、爆発や火災に発展するおそれもあります。

このような状況では安全確保を優先し、ただちに給湯器の使用を停止するとともにガス会社や給湯器メーカー、また水道修理業者などに点検を依頼してください。
点検の結果によっては部品の交換で修理が可能なケースもあるものの、長期間にわたり使用している場合は交換したほうが安心です。

水漏れが起きている

水漏れが起きている場合も、給湯器の寿命が近いサインといえるでしょう。
給湯器から水漏れが起きている場合は修理で対応することが難しく、本体の交換が必要になる可能性が高いといえます。

水漏れの原因としては、凍結によって起こる給水配管の破損と、内部部品の経年劣化が考えられます。
こうした理由によって水漏れが起きると、濡れてはならない部品に水がかかり、故障してしまうのです。

この場合は、配管の修理も必要になる可能性が高いため、給湯器の修理や交換に対応している水道修理業者に相談することをおすすめします。

水漏れが起きている原因について詳しく知りたい方はこちら
関連記事:給湯器からの水漏れ放置は危険!考えられる原因は?

光熱費が急騰した

ガス代や電気代などの光熱費が急騰した場合も、給湯器の交換を検討したほうがよいかもしれません。
給湯器は、劣化が進むと燃費が悪くなります。

水温を上げるために多くのエネルギーを必要とするので、その分光熱費も高くなってしまうのです。
最新の給湯器は省エネルギー機能が内蔵されているものも多く、古い給湯器を修理しながら使用するよりも光熱費を抑えられるため、思い切って交換することをご検討ください。

給湯器の交換にかかる費用

給湯器の交換費用の目安は、給湯器本体と取り付け工事の費用を合わせて100,000~600,000円程度です。
本体の費用は給湯器の種類や性能によって大きな差があり、安いものだと70,000円程度で購入できます。

光熱費を抑えられる省エネルギー機能が内蔵されたものや、湯張りから追い炊きまで自動で行えるフルオート機能が搭載されたものは高額になる傾向があります。
取り付け工事の費用は、30,000~50,000円程度が相場です。

なお、給湯器以外にも配管の修理が必要な場合や、現場の状況的に取り付けが難しい場合など、費用が追加で必要になることがあります。
事前に現地調査を依頼し、提示された見積りの内容を確認してから工事を依頼しましょう。

給湯器の寿命を延ばすために意識すべきポイント

ここからは、給湯器の寿命を延ばすために意識すべきポイントを解説します。
使用中の給湯器を長持ちさせる、あるいは交換後の給湯器を長く愛用するために、以下を実践してみてください。

給湯器の寿命を延ばすために意識すべきポイント

  • ポイント①点火する回数を減らす
  • ポイント②適切な温度設定を心がける
  • ポイント③給湯器の給気口・排気口をふさがない
  • ポイント④頻繁に掃除する
  • ポイント⑤配管の凍結を防止する
  • ポイント⑥水栓レバーの向きに注意する
  • ポイント⑦給湯器の電源を切らない

ポイント①点火する回数を減らす

給湯器を長持ちさせるには、点火の頻度を減らすことがポイントの一つです。
お湯を出すためには給湯器内でガスを点火させる必要があり、そのたびに点火装置や燃焼装置を作動させなければなりません。

頻繁にガスを点火すると装置に負担がかかり、劣化が進むとともに故障しやすくなります。
なるべく点火する回数を減らし、1日の洗い物を一度で済ませたり、家族でお風呂に入る時間帯を合わせたりするなどの工夫が大切です。

ポイント②適切な温度設定を心がける

適切な温度設定も、給湯器の寿命を延ばすことにつながります。
給湯器の適切な設定温度の目安は、40℃前後です。

設定温度を過度に高くすると、給湯器内部の温度調整機能に負担がかかり、故障のリスクが高まります。
特に、冬場など外気温が低い時期はお湯が冷めやすくなるため、入浴の際に給湯器の設定温度を高くする傾向にあります。

お湯が冷めないうちに入浴する、もしくは追い炊き機能を活用するなど、お湯の温度を上げる以外の方法を検討しましょう。

ポイント③給湯器の給気口・排気口をふさがない

給湯器の故障を防止し、長く使用できる状態を保つには、本体の給気口と排気口をふさがないことが重要です。
給湯器の給気口と排気口は、本体の上部や下部、また側面に設置された穴を指し、ガスの不完全燃焼を防止する役割があります。

ガスの燃焼には、十分な空気の供給と適切な排気ガスの処理が不可欠であり、給気口や排気口がふさがれているとガスの燃焼効率が下がります。
そうしてガスの不完全燃焼が起きると煤(スス)が発生し、排気口での空気の通りがさらに悪くなり、結果的に故障につながるのです。

給湯器の周辺に植木や私物を置くのを避け、定期的に本体の汚れを除去すれば長く安全に使用できます。

ポイント④頻繁に掃除する

給湯器本体の掃除にくわえ、浴槽の循環アダプターや追い炊き配管のこまめな掃除も給湯器の寿命に大きく影響します。
循環アダプターとは、浴槽内の側面や底面に取り付けられている丸い形状の部品で、追い炊きの際に給湯器とのあいだでお湯を循環させています。

循環アダプターに湯垢やごみが溜まっていると、お湯を循環させるときにこれらが給湯器に入り込み、つまりを引き起こしてしまうのです。
また、追い炊き配管も同様に、汚れたまま使用を続けるとお湯と一緒に不純物を給湯器に運ぶことになり、故障の原因につながります。

風呂釜用の洗浄剤を使用する、あるいはフルオートタイプの給湯器であれば配管洗浄機能を利用して、これらの部品もこまめに掃除しましょう。

ポイント⑤配管の凍結を防止する

冬の寒い時期や寒さの厳しい地域においては、給湯配管の凍結によって給湯器が故障しやすくなるため、凍結を未然に防ぐことが重要です。
配管の凍結を防ぐ方法としてまず挙げられるのは、少量の水を流しておく、または水抜きを行うことです。

特別な道具は必要なく、簡単に実施できます。
こうした対応を毎回行うのが面倒であれば、保温テープや保温チューブといった保温材を活用しましょう。

保温材はホームセンターやネットショップで売っており、配管に巻き付けるだけで簡単に対策が可能です。
また、最近では凍結防止ヒーターが内蔵された給湯器も多数販売されています。

給湯器を交換する際は、このような機能に注目して製品を選ぶと、手軽に凍結を防止できます。

ポイント⑥水栓レバーの向きに注意する

お湯を使用しないときは水栓レバーを水側に固定しておくことで、給湯器の寿命を延ばせるかもしれません。
給湯器の電源が入っていない状態でお湯側のレバーのまま水を流すと、給湯用の配管に冷たい水が流れ、結露が発生しやすくなります。

結露によってサビが発生すると、配管が劣化し水漏れを引き起こします。
水栓レバーの向きを水側に向けるよう意識して使用することは、配管の劣化を防ぎ、給湯器を長持ちさせるポイントの一つです。

ポイント⑦給湯器の電源を切らない

電源を切らずに使用し続けることで、結果的に給湯器の寿命を延ばすことにつながります。
凍結防止ヒーターが内蔵された給湯器であれば、電源を入れたままにするだけで凍結の心配をせずに済みます。

また、いつでもお湯が出る状態を保てるため、結露が発生することもありません。
さらに電源を入れたままにしておくことで、点火時のエネルギー消費を抑え、部品の劣化や給湯器の負担を減らせる可能性があります。

ただし、長期間不在にする場合は予期せぬ自然災害やトラブルによって火災が発生するおそれもあるため、状況に応じて電源を落としましょう。

給湯器が故障した場合は早めの交換を

給湯器に不具合がみられるときは、早めの交換をおすすめします。
「まだ使用できるから」「耐用年数には達していないから」と使用を続けていると、突然故障して日常生活に支障をきたしかねません。

給湯器の故障は、お湯を循環させるポンプの不具合や配管の劣化による水漏れを伴う場合も多いため、水道修理業者に依頼すれば迅速かつ的確に解決できます。
水道修理業者を選ぶ際は、自治体の水道局から認定を受けた“水道局指定工事店”であるかどうかを確認しましょう。

水道局指定工事店の指定を受けるためには、一定の技術力や必要な設備を有していなければならず、幅広い業務を扱えるため、不測の事態にも対応できます。
水道局から指定を受けている水道修理業者かどうかは、各自治体や水道修理業者の公式サイトで調べられるため、事前に確認しておきましょう。

風呂釜交換にかかる費用と期間についても併せて知りたい方はこちら
関連記事:風呂釜の交換にかかる費用と期間を解説!風呂釜の種類も

給湯器のトラブルならみやざき水道職人にお任せください!

本記事では、給湯器の寿命となる目安や寿命が近づいているサイン、さらに長持ちさせるポイントを紹介しました。
一般的な給湯器の寿命は、7~10年程度といわれているものの、使用頻度や設置環境によって異なります。

給湯器の寿命が近づくと、温度設定や追い炊きができなくなるだけではなく、燃費が悪くなり光熱費が急騰する場合もあります。
不具合を放置すると突然お湯が使用できなくなり、日常生活に支障をきたすことも考えられるため、早めに水道修理業者に相談しましょう。

宮崎県で給湯器のトラブルにお困りの方は、みやざき水道職人にお任せください。
水道局指定工事店の確かな技術で、経験豊富なスタッフが迅速に解決いたします。

監修者

監修者の写真

主任

甲斐 祐耶

《略歴》

2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
宮崎県で水回りのトラブルにお困りまでしたら、みやざき水道職人にお任せください。

宮崎のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「みやざき水道職人(宮崎水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

みやざき水道職人(宮崎水道職人) 0120-492-315